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インタビューを文字起こしして、名前と引用を録音で確かめる方法

記事に使う発言は、使う前に録音と照らし合わせます。Transcript Studioでは時間から再生して、認識されたテキストを直せます。ただし、人の名前が正しいか、誰が言ったかまでは判断しません。

先に結論

文字起こしは話された言語のまま行い、引用したい箇所の横の時間をクリックして、前の質問ごと聞き直します。確かめた言葉だけをテキストで直し、不確かな言葉は別に記録します。名前と数字を確認したら、次の確認のために時間付きで書き出します。

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話された言葉と翻訳を分けておく

インタビューを話された言語のまま引用するなら、「英語に翻訳しながら文字起こし」はオフにします。言語が分かっているなら「音声の言語」で指定し、自動検出に任せたときは結果を確かめます。翻訳は内容をつかむには便利ですが、話された言葉とは別のものです。英訳も必要なら、元の言語の文を残したうえで、翻訳だと分かるように別に置きます。2026年10月22日に確認したOpenAIのWhisperのモデルカードには、音声にない言葉が出力されることがあると書かれています。文法的に整った文ほど、聞いて確かめる価値があります。

タイムスタンプから会話に戻る

関係するセグメントの横の時間をクリックすると、そこから再生が始まります。引用したい文だけでなく少し前に戻り、どんな質問への答えだったかも聞きます。「そうですね」のような短い返事は、質問が分からなければほとんど意味を持ちません。架空の会報のインタビューで、店主の「日曜も開けます」が、ふだんの営業ではなく一度きりのイベントの話だった、ということもありえます。時間はセグメントの位置を示すもので、引用の範囲を保証するものではありません。実際に言葉が始まる所と終わる所は、録音で確かめます。

名前と用語の表記リストを作る

インタビューに出てくる人名、地名、団体名、専門用語を、別のリストにまとめます。表記は本人から聞いたものや確かな資料に基づけ、どこで確かめたかも書いておきます。音声認識は、なじみのない名字を普通の言葉や別の漢字に変えてしまうことがあります。それを直すことと、似た名前の誰のことかを推測することは、別の作業です。表記が決まったら文をクリックして直し、あとに出てくる箇所や省略した呼び方も確かめます。2通りの表記が考えられるときは、見慣れたほうを選ばずに、確認の質問として残します。

数字と、意味を変える小さな言葉を聞き逃さない

金額、日付、数量、単位は、使う予定のすべての箇所で聞き直します。架空の例ですが、配達が「15件」でも「50件」でも話の流れには合うので、テキストを読むだけでは気づけません。数字には単位も書き添え、時給の話が日給にすり替わらないようにします。打ち消しの「ない」や、「もし」で始まる条件、「約」「ほぼ」のような言葉は、目立つ誤字よりも意味を大きく変えます。録音と受け取った資料が食い違うときは、両方を残して、編集上の確認事項にします。

話者は、段落の形ではなく声で判断する

Transcript Studioのテキストは時間付きのセグメントに分かれますが、話者の名前は自動では付きません。新しいセグメントが始まっても、話す人が変わったとは限りません。聞き手が相づちを打つ場面や、2人の声が重なる場面は、特に注意して聞きます。話者の名前は、録音で確かめられたときだけ、テキストか書き出した作業用のコピーに書き足します。聞き手と話し手の書き方は、最初に決めてそろえます。重なった言葉の話者が分からないときは、都合のよいほうの答えに入れず、不明と書いておきます。

聞き取れない部分は、聞き取れないまま残す

分かりにくい言葉は、前後の発言と一緒に聞き直します。「再生速度」を落とすと聞きやすくなりますが、もともと録れていない音は戻りません。作業用の文書には、時間と考えられる候補を書いた確認メモを残し、それが認識結果ではなく自分のメモだと分かるようにします。同じ言葉の繰り返しや、無音の部分に出た流れるような文は、特に注意が必要です。読みやすくするためだけに、空白を埋めないでください。

直した文字起こしと、編集した引用を分ける

誤って認識された言葉を直すのは、録音どおりに戻すための作業です。言いよどみを削ったり、答えの一部をつないだりするのは、そのあとの編集上の判断です。記事用に短くする前に、録音に忠実な版を残しておきます。短くした引用は、もう一度音声と読み比べます。前後の文脈が、その発言の意味を限っていることがあるからです。このガイドは引用の決まりを定めるものではなく、判断する人に必要な材料を残す方法を説明しています。

検索で同じ言葉を探し、時間付きで書き出す

「テキスト内を検索」で、繰り返し出てくる名前や、直したばかりの言葉を探します。検索するのは認識されたテキストなので、見つからなくても、録音にその言葉がないとは言えません。短い一部分や、誤認識されそうな別の書き方でも探し、見つかった箇所は耳で確かめます。似た文字列を機械的にすべて置き換えるのはやめます。

書き出しは、時間付きの作業用なら「時間付きテキスト」、編集できる文書が必要なら「Word(.docx)」を選びます。録音も同じ版の名前で残しておけば、時間から正しい音声に戻れます。書き出したファイルは直した内容を含みますが、その内容を承認するものではありません。未解決の名前や数字、確認待ちの引用は、別のメモにまとめます。「新しいファイル」を押す前に、必要な版を保存しておきます。

よくある質問

インタビューの話者を自動で区別できますか?

いいえ。時間付きのセグメントは出ますが、話者の名前は付きません。聞いて確かめてから、自分で付けます。

認識された文を直せますか?

はい。テキストをクリックして直せます。直るのはテキストで、元の録音は変わりません。

時間を残したまま書き出すには?

「時間付きテキスト」を選ぶと、セグメントの時間が入ります。いまの実装では、Word(.docx)の書き出しにも時間が入ります。

英語に翻訳した文を、元の発言として引用できますか?

できません。翻訳は元の言語の文字起こしと分けて、翻訳として確認します。英語のオプションは、出力の言語そのものを変えます。

検索で、話されたすべての箇所が見つかりますか?

見つかるのは、認識されたテキストの中だけです。誤認識された言葉や抜けた言葉は、別の検索語と聞き直しで探します。

聞き取れない名前は、どうすればいいですか?

時間と日付を書いた確認メモを残し、本人などに確かめます。もっともらしい推測を、確定した表記にしないでください。

出典・参考情報

このガイドは、現在のLoschaZのツールと上記の出典をもとに書いています。例は説明のためのもので、すべての端末での動作や同じ結果を保証するものではありません。